あの女は・・・今「死役所」6巻
今回はニシ川の過去が明らかになります。
当然彼女も死役所で働いている以上、元死刑囚であるわけですがニシ川が殺した被害者の遺族が亡くなって死役所へ訪れます。遺族はニシ川の死刑執行後も顔を忘れていませんでした。彼女が死役所で働いているのを見つけ愕然とします。そんな遺族の方を説得するシ村はニシ川に会ってみることを提案します。ですが、その後のシ村とニシ川の会話を見る限りでは会っていなさそうです。
今もニシ川が反省しているのかという質問をシ村は答えられませんでしたがニシ川を見ている限り特に生前も死後も反省しているようには・・・・・・というのが個人的な感想。まあ、顔に出さないだけで本当は深く反省しているのかもしれませんが・・・
そんなニシ川が殺した被害者の遺族が訪れた事を告げたシ村でしたが、ニシ川はまだシ村が冤罪で死刑になったことを知りませんでした。そして、ニシ川の過去を調べた彼女は彼の人生を面倒くさそうと言っていますが・・・果たしてどんな歩み出会ったのかは次巻以降、というか次巻予告では物語に大きな進展が見られそうな感じでした。予告で登場する加護の会とはシ村とどのような繋がりがあるのか気になる所です。
6巻ではニシ川の過去が描かれたエピソードの他に2エピソード収録されていますがその中のセクハラで悩む美人社員を助けてくれていた女友達に殺されてしまったエピソード。シンプルな動機であっさりと友人に手をかける姿とその死体を弄っている淡々した姿は中々にホラーでした。
ニシ川の人物像が少し描かれた気がする6巻でした。
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