その後のエピソードも収録されたホントの完結増刊号「オレと彼女の萌えよペン」
前回の5巻で物語としては一応完結した本作が雑誌掲載された短編と物語ラストのその後の泉と茉莉のホントの最後のエピソードが収録された短編集だけどこれが本当の最終巻のようです。
短編は泉と茉莉が二人で作品作りを思考錯誤していた1巻でのエピソードに入っていなかった話や学園祭に参加したり、女性の体がうまく描けない泉のために茉莉とエミリ、みなせが水着を着てデッサンのモデルになったりと本編で語られなかったサイドストーリーとして本編に繋がれるので読んでいてこの辺のエピソードかななんて思ったりして読めました。
今回はさらにオタリアとのコラボ短編も収録、茉莉に冬コミに連れて行かれた泉が柏田や小豆、長谷川達も登場。恋ヶ崎は既に北海道に引っ越したあとの話のようで・・・・・・両作を読んでいる人には楽しめるといった内容でしたが、できれば作品だけではなくイラストもコラボして欲しかったなんて思うのはワガママでしょうか?
ラストには泉と茉莉のその後・・・2年後のエピソード。エミリや一ノ瀬、芹沢の近況も明かされたりとお互いに切磋琢磨しているような感じがします。ですが主役は泉・・・・・・ではなく今回は茉莉。彼女の視点で物語が進んでいきます。結末に関しては村上先生ってとことんラブコメは幸せの絶頂にまで持っていきたいのかなと思ってしまいます。
最終巻よりもさらにハッピーエンドが書かれた増刊号でした。
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