ラストは悪の真実「NARUTO 暁秘伝」
秘伝シリーズも遂にラスト。
最後を飾るのは暁。忍界大戦後、旅に出たサスケから始まる物語ですが物語のメインはあくまでもイタチやデイダラ達がいた頃の暁達。悪役である彼らの暁としての活動です。
飛段と角都は原作同様にジャシン教や金儲け、デイダラとサソリは芸術とブレない動機で活動していて清々しい程に悪役っぷりを発揮しています。
印象的なエピソードはイタチ、小南二人のエピソード。暁に所属していてもサスケを想い活動しているイタチの心情。
長門と弥彦への気持ちと弥彦が生きていた頃から大きく変わってしまった暁という組織に今も残り続けている理由が書かれています。
最初にサスケが登場したことにあまり意味はなかったのではと思って読んでいましたが、この暁のエピソードが最後に一つに繋がります。そこに今現在のサスケの変化や彼が背負った罪やイタチという兄を改めて知ることになるサスケ。
サスケの旅の一部も知ることができた作品でした。
秘伝シリーズは終わりましたが小説はまだ終わりません。
何と!来月にはド純情忍伝が発売!
さらに!
サスケとイタチ、二人が主人公のサスケ真伝、イタチ真伝が秋に発売予定。
イタチの過去とサスケのその後が書かれているようでまだまだ、NARUTOの小説から目が離せません。
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