卒業。新生活でもソースは変わらずな2巻「あつあつふーふー」
夏休みがあったりする2巻ですがあっという間に受験シーズンに突入。たまなの仕事ではなく勉強に苦しむ蘭。
受験がメインになる巻なのかなぁと思っていたらこちらも気付くとあっという間に結果がでます。あまりに自然に結果が分かってしまったので「あれ、もう?」なんて、思わず思ってしまいましたがその間、描かれた小麦とのやり取りはたまなでは見せない女の子な部分があり、新鮮にも思えます。
そして、大学へ進学を進めた蘭。あっという間には感じましたが結構、バレンタインなんかのイベントをしっかり実行していた蘭。等の想い人の青木は友人の小麦が好きで、その小麦は蘭の兄、寛が好きと見事にすれ違っています。この関係性が変わる日がやってくるのでしょうか?だけど、蘭が告白までするとは思いませんでしたが・・・フラレたけど・・・
高校までの物語と思っていたらそんなことはなく大学に行っても蘭の日常はあまり変わらない印象。まあ、家から出た訳ではないからね(笑)青木は大阪の大学へ進学してたまに帰ってはたまなへ食事に来て、蘭をドキドキさせています。
今回は好実の息子、修くんも幼いながらも目立つ話があります。小さいのお好み焼きが大好きな修くんは保育園を抜け出したまなに食べに来たりして、まだ幼いからかお金がかかるということを分かっていないようで・・・・・・勝手に保育園抜け出したこともありめちゃくちゃ怒られます。
さらに修くんの誕生日でお好み焼きにマヨネーズでアクション仮面をデコるというデコお好み焼きを修くんにプレゼント。大喜びする修くんですがすぐに悲劇が訪れます。
そう、お好み焼きは食べるものです。そして、食べるために切り分けます。アクション仮面の顔にヘラが刺さり、一気に表情が変わる様は凄いです。状況を変えるために息子の誕生日プレゼントで購入したアクション仮面の仮面を寛に被せてごまかす好実。思い切り白のTシャツだけど、アクション仮面を見れて感激する修くん、可愛らしいですね。
でも、そんな子供用の仮面を被った状況でお好み焼きを焼き続ける寛には苦行以外の何者でもなかったようです。
3巻では本格的な大学生活が描かれるのか気になる所。
1巻以上に色んなキャラが面白く動いた2巻でした。
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