1巻丸々殺人事件!?の4巻「くまみこ」
今は小学生でも携帯を持っているのは珍しくありませんが熊出村はネット回線は通っていても携帯の回線は入っていないため携帯は常に圏外。
・・・・・・なのに熊出村の小学生達はみんな携帯電話を持っています。スマホではなくガラケーですが、みんな持っています。でも、まちは持っていません。そして、携帯電話を使用している(圏外だけど)小学生達を見て携帯を欲しいと言い出します。周りが使っているから自分も欲しくなるって子供の頃によくあるやつです。
さらにSIMカードを死ぬカードと言うまち。死ぬカード・・・・・・あったらデスノートみたいなものでしょうか?(笑)
携帯を欲しがるまちによしおから久しぶりに都会っ子クイズを出題されます。

「携帯電話はどれでしょう」
こんなの誰が見ても分かるはずですが、まちは・・・・・・まあ、色々と難しく考えすぎなのでしょうがありえない選択をしようと・・・!!
でも、そんなこんなで携帯をゲットするまち。
だけど、電波は届きません。電話もできないメールもできない。宝の持ち腐れってこういうことを言うんでしょうね(笑)
そして、4巻のメインとなる話し・・・なんと熊出村と田村村を巻き込んだ事件が発生。
川で人が死んでいたたため、刑事が殺人事件の線で捜査を始めます。
3巻ラストのシルエットは刑事だったようで、「ベッカン刑事」と「スティーブ刑事」が熊出村に入り捜査を始めます。ナツのことは当然、知らないベッカン刑事達、よしお達は何とかナツの存在がバレないように手を打ちます。
そんなことが起きているとは露知らずまちは携帯に夢中・・・・・・そして、それが惨事を巻き起こします。
誤って携帯を手から滑り落としてしまい、岩に当たった携帯はバッテリーが外れてしまいますがっ電源が入らなくなった携帯を壊してしまったと思いショックを受けて気を失うまち。叫んでしまったまちの声を聞いたベッカン刑事達は調査を始めます。その後、まちから聞き取りに神社へ向かった刑事達。
神社へ行くための唯一の橋が落ちてしまい村から出られなくなってしまいます。
今時、橋が落ちたら行き来することができなくなるなんて場所、人が住んでいるところでは考えられない気がしますが熊出村はあるんです。
後日、橋を作りベッカン刑事たちは村から出ることができます。
犯人は見つかりませんでしたが事件は事故死で
終結する流れになっていきます。
・・・・・・が、ベッケン刑事が神社に忘れたコートを取りに向かったスティーブ刑事はナツとよしおが会話をしているところを目撃してしまいます。

「クマがしゃべってる」
ごもっともなセリフをスティーブ刑事が叫んで終わります。
単なるオチなのかそれとも事件は5巻にも引っ張るのか気になる展開で終わった4巻でした。
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