捜索開始の6巻「密・リターンズ!」
この巻で理都捜索が本格的に開始。
とはいえ、事務所の下で経営している花屋でばあちゃんから仕事を振られ断りもできず引き受けています。仕事は繁盛していても理都探しと関係がないため本来の目的である理都探しは進みません。
・・・が、花屋で働いている「悠木 千朋」の登場で自体が急変。
彼女がティグレに触れたことによりティグレが輝きます。しかし、まだ根拠がないため密は探りを入れますがやりすぎて千明にひっぱたかれます。体が元に戻っても無茶をやるのは変わりません。
しかし、千明に彼女が持つ秘密を告白される密。
記憶を失っていることを知る密は彼女の記憶を失う前、何をしていたのか調査します。
やがて、彼女の本当の名前が発覚。彼女に報告しようとしますが卯堂から密の目的を聞いた彼女は密のそばにいたいがために拒否。さらに誘拐されてしまいます。
以前の彼女を知っている人物たちが誘拐しあることを企てます。そこへ密が駆けつけ、事件解決への運びとなりますが残念ながら彼女の中には理都はいませんでした。
でも前向きに諦めない密。どこまでも前向きです。
その後、次に登場した「鴨川 みかる」お金にがめつい彼女は中学1年にしてある目的のためにお金を稼いでいます。花屋のばあちゃんの孫。お金を稼ぐために自分の祖母と親交のある密の元へ助手として雇ってもらうよう掛け合います。
なんやかんやで結局雇う密でしたが、学業がおろそかになってはよくないと厳しい面も見せます。
提示された課題をクリアするために必死に仕事も勉強も一生懸命なみかる。そんな彼女の姿や発言に理都の姿を重ねるようになる密。
そして、みかるが何故お金を貯めているかを密は知ることになります。

化石マニアにしても中学生が購入するには高すぎる品。
さらに密が理都にプレゼントしたのもこのアンモナイトの化石。さらにみかるがティグレに触れたことで光りだします。ティグレだけでなく彼女の今までの行動から理都という確信していく密。
そして突然、色々なことが一変に起きて戸惑いを隠せないみかる。
そんな彼女の元へ謎の男が理都の名前で呼び止めて終わる6巻、全ての真相が完結7巻で明かされます。
一気に駆け足で進み始めた6巻でした。
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