盲目なる死の選択「モーテ ―死を謳う楽園の子―」


正直、続きが出るとは思っていなかったので新刊が出てビックリ!!
絶深海のソラリスもそうでしたがラノベって1巻目から感覚が大きく空くともう続きはでないと思えてしまいます。

とはいえ、前回は前回で一つの物語としてしっかり完結していたので今回はどんな物語になるのかなと・・・

今回もミステリーのような要素が強いのですが主人公は「ダンテ」という青年。
執筆活動をしながら大学に通っているダンテ。しかし、デビュー作以降作品を書けずにいる彼にモーテを患う子を収容するホテル「グラティア」でアルバイトとして働きます。
新作のネタを探す目的でアルバイトに行ったダンテ。最初はモーテについてよく知らない彼はグラティアで生活をしていくうちにモーテという病を知っていくことになります。

実際に過激な自傷行為を見たりモーテによる自殺行為の巻き添えで怪我を負ってしまった身内の話を聞いたりとモーテについて考えるようになっていきます。

それでもなんとかグラティアのバイトを続けていったダンテですがその日常も突如訪れた少女の自殺によって変わります。
死んだ少女の死の真相がモーテ発症による自殺なのか他殺なのか?原因を知るためにダンテは調査をしていきます。

今回は全くの別舞台と思って読んでいましたが前回登場したドゥドゥやマノン、アランといった人物達も登場。物語に大きく関わっていきます。
ダンテを通して彼らの今の心情や心境なんかも語られます。モーテの軌跡によりモーテによる死から逃れることができたマノンもドゥドゥと結ばれてハッピーエンドという訳にはいかなかったようです。それでも二人が相思相愛であることには変わりないようですが。

やがて死の真相を知るダンテ。
今回の出来事によってモーテに犯されている子供達各々が自身の命の使い方を今が一番楽しいと言える年齢の子等が年上のダンテよりも考えていることを知ります。

モーテの軌跡で体からモーテが消えれば良いと思っている一方で軌跡は奇跡だから簡単に起こせない。そんな事実も受け止めている子供達、明るく振舞っていても若いうちから死を受け入れている姿は、悲しいシーンでした。

死の真相を突き止め解決させるダンテですが、その裏では思惑めいたものを動いているようで次巻以降で何らかの動きがあるのかもしれません。

ですがその後、それ以上に衝撃的な展開で終わる今巻。
できれば早く続きが読みたいです。
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