決意と敵対の9巻だってばよ「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」
![]() | 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる9 (GA文庫) (2015/01/14) 裕時 悠示 商品詳細を見る |
現在の自演乙メンバーでハーレムを築くことを決意した鋭太。
もちろん、医学部推薦も諦めておらず、テストでは学年1位をキープし続けます。ですが推薦を受けるにはもう一手欲しい。
・・・という所で鋭太は生徒会長になることを決意。
この巻で2年に進級する鋭太達ですが、彼らの学校へ真涼の義妹、真那が入学。カオルを追っかけてきたんだろうなというのがわかりやすいですね。
ハーレム計画は継続中の鋭太。ヒメにハーレム計画のことを「もし」という過程で肯定か否定かを確認したところ、条件付きで受け入れられると返事をするヒメ。ヒメはヒメなりに自演乙メンバーを見ていたのが伺えるシーンでした。
ハーレム計画に生徒会長立候補と色々と目標のために動いている鋭太の元へあの人が登場します。
真涼の母親「行徳寺 ソフィア」何故彼女が真涼を夏川家に置いて家を出ていったか、真相が鋭太は知ることになります。
そして、その真実の根本は鋭太や真涼が持っていた恋愛アンチ思想と同じものでした。政略結婚ではなく恋愛結婚だった真涼の両親。恋愛の末に結婚しても幸せと思えなかったソフィアは恋愛ではなくしっかりと財力があり将来が安泰である人の元へ嫁がせるのが正しいと思っていたようで、納得いかないと思っても実のところ考え方が自分と同じであったことを知ってしまった鋭太。それでも真涼が母親に会いたがっていたこと、母親が真涼を置いて家を出てしまったことで辛い生活を送っていたことは変わらず、この二人に真涼へ謝らせることを決意します。前回は会わずに帰ってしまった真涼。近いうちに二人が言葉を交わす日がやってくるのでしょうか?ちょっとソフィアのジョジョネタも気になりますけどね。
そういえば、生徒会を知るためにカオルに頼んで現、生徒会長に会いにいく鋭太。ここで相手が持っている鋭太へのモテモテのイメージを払拭するために自身の黒歴史を自ら解禁!中々痛い過去です(笑)
そこでまさかのNARUTOネタ。ジョジョだけでなくまさかNARUTOまで使ってくるとはジャンプ好きですね裕時先生(笑)
鋭太から真涼に会いにいくシーンがありますがここで大きな変化が訪れます。生徒会長と副会長と出会う鋭太と真涼。二人は幼なじみですが付き合っているわけではない副会長に関しては彼女もいる。そんな二人が付き合っていないことに反論する真涼。しかし、副会長から決定的な一言を言われます。恋愛脳。
その言葉を聞いて逃げ出してしまった真涼に追いかける鋭太。このやりとりの中で真涼なりの答えを出します。
そして、立候補日に鋭太が立候補。ここまでは順当でしたがここで思わぬ乱入者が・・・・・・
なんと生徒会長に真涼が立候補してきました。鋭太の敵となることを決めた真涼。その例に挙げた時、自分が敵役にしていることは彼女なりになにか意味があるのでしょうか?鋭太が使用していたストローを持ち帰ってもにょもにょしていた姿が微塵も感じられなくなったラストでした。
実はテストの結果の件で真涼(まだもにょもにょしている頃ですが)が急激に学年順位を上げましたがこれも今回の生徒会選挙、医学部推薦になにか意味があるのでしょうか?
でも鋭太と真涼が敵対したことよりもその二人の表情を見て今までにない不安を感じる千和に次巻の不安な展開を感じます。
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