両想いに決着の3巻「ひとつ屋根の下の」
![]() | ひとつ屋根の下の(3) (アクションコミックス(コミックハイ! )) (2014/04/10) 藤 こよみ 商品詳細を見る |
ときをに自分の想いを告げた梨々子。その後、旧寮からいなくなるということから始まる3巻。
最終巻ということもあって梨々子と久太の関係を一気に進めたという感じで一気に描き上げたなぁと感じました。
梨々子の両親へ結婚の許しをもらいに行ったり、久太の祖父にも許しをもらいに行ったりとあっという間な展開だった気がします。
とはいえ一般家庭の梨々子の両親とはなんやかんやであっさりと許しをもらえていましたが、流石に久太の祖父は一筋縄ではいかないようで、それでも久太も一緒に説得し、条件を突きつけられます。杠家を継ぐ、元々は久太の父親に継がせたかったのでしょうが、家を継ぐことを条件に出される久太。ですがそれは只、家を継ぐということではなく祖父の持つ会社も継ぐことになり、多くの社員、会社の関係者の生活にすら関わる問題。
そして、その条件をしっかりと受けることを約束する久太。
結婚することを報告した後にデートを楽しむ二人でしたが、そこを学校の生徒に写真を撮られていたため、礼堂が現れます。正直ラスボスって祖父だと思っていたのですが、まさか礼堂とは・・・
あっさりと説き伏せられたけど(笑)
旧寮の寮生にも認められた二人。
ここで終わりかと思ったら、10年後のエピソードが。
梨々子と結婚し子供もできた久太。
最終話で礼堂がなぜ男嫌いであったかとか宗清とときをのその後を描かれていました。
結構ハードな内容だったと思いますが、あまり掘り下げられなかったのは残念。
礼堂だけではなく他の新寮メンバーの千紫や十文字が何故、男嫌いなのかといったエピソードも見たかったなぁ。
全員ハッピーエンドとはいかなかったように思えますが主人公とヒロインはハッピーに終えられた作品だったと思います。
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