死にたいとは思っても死のうとはしなかった・・・2巻「死役所」

死役所 2 (BUNCH COMICS)死役所 2 (BUNCH COMICS)
(2014/09/09)
あずみきし

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今作で、死役所で働くイシ間の生前に犯した罪が明かされる2巻となっています。

1巻で死刑になった人間は死役所で働くかの有無の確認をされますが、そこで務めるイシ間も当然、死刑になっているわけですが結構、情に熱いところもあったり子供に優しいおっちゃんだったのにどうして・・・という感想でしたが今回、彼の過去で両親を失った姪っ子を引き取っていたのですが姪っ子が少年たちによって被害にあい、その怒りから殺害してしまったイシ間。その後、捕まってもあくまで姪っ子が被害にあったことを隠し、自分が酔った勢いで殺したことにして残虐性が目立ったために死刑になってしまったようで、姪っ子の将来を守るために犠牲になったようです。そこに年老いて亡くなった姪っ子と再会しシ村から彼女の最後を聞いて幸せな人生を歩めていたことに感極まって涙を流すイシ間が印象的でした。今後も死役所のメンバーの過去が少しづつ明かされていくのでしょうか?

一番印象的だったのは、漫画家だった青年「塙」。自分の作品を中々連載できずにいたが原作付きの作画担当として連載デビューし成功していたが自分の作品を描きたいという思いから原作者の戸川の真似事のように自分の作品を描くためにバイクに乗り始めます。
しかし、事故によって彼は失明してしまいます。
さらに不運が続き、転落死。世間では自殺と扱われてしまいます。死にたいと思ったが死のうとしなかった塙。それは、漫画を描きたい、たとえ絵が描けなくなってしまっても話を作って漫画に関わりたいという思いが彼をが生きる動機になっていました。

そんな彼の想いは親にも担当編集にも伝わることはありませんでしたが只一人、戸川だけが彼の想いを理解していました。しかし、もう彼の作品を読むことはできないそんな結末でした。

もう一つ印象的だった話。
妻を亡くし一人で生活していた男。周りの家庭と円満にしていた妻。しかし、病気で亡くなってしまい一人となってしまったのですが、自分の妻がやっていたことを自分も行っていきます。しかし、言いたいことはなんでもはっきりと発言してしまう男。それでも妻が作った繋がりを通して自分もいろんな人と関われたことが嬉しいのか死役所では笑顔になっていましたがラストの彼の死体の姿は現実を突きつけているような孤独死だったと思います。

2巻ラストでは転校前に好きだった男子にデートを申し込んだ女の子。しかしデートの最中に交通事故死。
そこでシ村の発言に怒る少女の姿を見て普段の笑顔をしばらく見せずにいましたが、過去に少女を殺したような描写があったことから彼が死刑になった原因も他の死者のエピソードから少しづつ判明していくのでしょうか?
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