憧れとの対峙!!クライマックス9巻「ライジン×ライジン」

ライジン×ライジン (9) RISING×RYDEEN (富士見ファンタジア文庫)ライジン×ライジン (9) RISING×RYDEEN (富士見ファンタジア文庫)
(2014/09/20)
初美 陽一

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8巻でのヒーロー軍団との戦いを終え、絶対正義が行おうとしていることを止めるために絶対正義の元へ向かう隆良達。

初っぱなからシリアス全開!っと思いきや、向かう道中でおかしな波乱があったりするのは最終巻でもいつもどおりの安定感(?)

だけど最終巻ということもあり、今まで登場してきたいろんなキャラに見せ場が作られていました。前巻ラストでゲルに喰われた(笑)燈矢にもあります。
ルーネと自身の異能を使い巨大隕石を落とそうとする絶対正義。巨大隕石と一緒に落下してくる小隕石を街へ落とさないために玲愛達も登場し人々を守ります。ここにきて瑠璃花と玲愛の関係にも少し変化の兆しが見えます。瑠璃花からの歩み寄り、親を殺された憎しみが完全に消えた訳ではなさそうですがそれでも玲愛を知ろうとしているの伺えます。燈矢も絶対正義への信頼は相変わらずですがそれでも隆良との対決で思うところがあったのか街の人々のために小隕石を落としていきます。

そして、隆良達は絶対正義の前にαと戦うことになります。もはや絶対正義を止めることもできず只、絶対正義を2度裏切らないよう絶対正義と共にいるα。隆良とは2度目の対決になりますが今回は魅神や夜侘もいます。が、αはアリアの研究を利用してなんと4体の機械、特殊異能装甲機兵を使って攻めてきます。「炎神」「氷神」「風神」4体の中で最強の「RYDEEN」こちらもコンビネーションで攻めてきて隆良達も苦戦を強いられます。
しかし、ここに来て魅神がまさかのパワーアップです。RYDEENとの対決で苦戦した魅神に隆良からの言葉がきっかけで今までできずにいたことを行おうとします。様々なライジンを繰り出してきた魅神。
その中でも今回のライジンは最終奥義というほど、その名も雷神。両手両足の四肢を雷へと変化させ全体的な能力の向上や他のライジンとの複合技を可能にしていました。元々意図があったのかここにきてタイトルの「ライジン×ライジン」になってるなぁと思っちゃいました。
最後には隆良のゲルでαとの戦いに終止符が打たれますが最後に来てトンデモパワーアップです魅神。

その後、にルーネを救おうとして絶対正義の妨害が入ったため雷神を使用し絶対正義と互角の闘いを見せる魅神からも能力の凄まじさがわかります。
その間にルーネ救出に向かう隆良達。魅神や沙凪、氷莉までもが協力しルーネ救出に奮闘。最後は隆良のゲルで沙凪以外が不快になりながら救出されますが沙凪一人勝ちです(笑)
そんな常に異能のゲルを放出し続けた隆良にも異変が生じます。
無事ルーネを救出後、魅神の応援に向かう隆良。魅神と共闘し絶対正義に挑みますが隆良の異変はすぐに絶対正義に気付かれます。
放出していたゲルを操ってはいますがゲルを放出はしていなかった事を気付かれます。それでも諦めるわけにいかない隆良は絶対正義に挑みます。魅神とのコンビネーションでダメージを与えることはできますが闘いに大きな変化が訪れます。絶対正義の手により胸を打たれる隆良。それに激昂する魅神ですが雷神を使いすぎたために能力がとけかかってきます。
もうあとがない・・・・・・と思いきやなんと隆良にも新しい力が!
突然ゲルを作り出す隆良。体内からゲルは今は作り出せないと確信していた絶対正義もここで突然、戸惑います。
隆良は体内からはゲルを放出していませんでした。

なんと大気中の水分をゲルに変化させてきました。魅神曰く、その気になれば世界中をゲルだらけにできる(!?)・・・・・・かもしれない能力。さすがの絶対正義も今までの冷静さから打って変わります。体に絡みついてくるゲルに対して「不届きなゲル」とかおかしなことを言い出します。そして絶対正義から「あ、キモイ」です。
あれだけ自分を見てもらうこと覚えてもらうことに執着していた絶対正義からでた言葉。
しかし、そのゲルはそんな彼に憧れを抱いた少年です(笑)そんなゲルに戸惑いスキが生まれ、そのスキをついた魅神の一撃で遂に絶対正義との闘いに終止符が打たれます。

しかし、巨大隕石の落下は食い止められずにいる隆良達。

絶対正義が敗北したときという条件付きで巨大隕石に対する防衛策を講じていたα。
火薬を積んだロケットを操縦して隕石にぶつければ良いということですが、ロケットは手動で動かす必要がでてきます。誰かが犠牲にならなければいけない・・・そんな状況で隆良が自ら乗り込み発射されます。

一人になり初めて弱音を見せる隆良。ですが、ここで後悔よりもこれしかなかったと思っているのはあくまで彼が魅神達のヒーローであろうとしたことも要因だったように感じるシーン。ですが、ここで絶対正義が現れます。発車前に搭乗していたみたいですが、そこで絶対正義は隆良になぜ、そこまでしてヒーローであろうとするのか質問しますが、隆良にとってそれは自然なものであり、それを教えてくれたのは絶対正義自身でした。自分の存在を覚えてもらうことで狂いだし巨大隕石を落とそうとした絶対正義。実はそんなことせずともちゃんと彼を覚えてくれていた人間がいることをここに来てようやく理解します。

そしてロケットは巨大隕石に衝突し落下を阻止します。

隆良が生きていることを信じ捜索し続ける魅神達。
最後の最後でまた絶対正義に助けられた隆良を発見し戦いが終わります。

終始、バトルのラストで隆良のゲルがきっかけでどんなにシリアスでもヌメっとギャグになるのは一貫して変わりませんでした、相手が絶対正義であっても・・・これが隆良のヒーロー像なのか(笑)最後までギャグを挟みつつ展開されたバトルでしたが隆良が追い求めたヒーロー像は一貫して貫いていたようにも思えます。

ヒーローとの出会いによりヒーローを目指した隆良。
憧れたヒーローが道を誤ってしまっても決して道を踏み外さず、それを正そうとした隆良の姿は立派にヒーローをやっていたと思えます。

最後までノリが変わらずに読めて楽しい最終巻でした。
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