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互いの想いをぶつけた最終決戦の4巻「オーバーイメージ」

オーバーイメージ4 終結消失 (MF文庫J)オーバーイメージ4 終結消失 (MF文庫J)
(2014/05/22)
遊佐真弘

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ようやく出ました、最終巻。
3巻のあとがきを読んで4巻でラストだろうなと思っていましたが、長かった。

前回のラストで彩の元を離れた魅黒が向かった先はA-1一位の「綾皓 八雲」。
彩を守るために彩の敵である綾皓の元についた魅黒。魅黒の願いと彩に対する信頼が自身を苦しめているのが作中所々に振りまかれていました。

彩に対しては自身の思いとは別に既に動いていることがありました。
前回のオーバーイメージでロストした時のペナルティによって被害を受けた「逢坂 藍」と「緋村 水母」が彩の知らないところで自分たちで前に進んでいたという事実。それでもその現実を受け入れられない彩はそれでも目的のため突き進んでいきます。最初はこの二人のセリフにアレ?という違和感ありましたけど、まさか藍が綾皓に従っているメンバーの一人というのが意外でした。そして、そこから彩と綾皓達の最終決戦が始まります。

ラストは怒涛の展開という感じでしたが、あとがきでは全員に見せ場があるようなことが書いてありましたがどちらかというと見せ場は彩とピリカに魅黒そして、遊廻の4人でした。
魅黒は自身の弱さと向き合い、ピリカは因縁の敵との決着。遊廻は敵との交渉、そして彩は綾皓との対決にオーバーイメージの決着。

魅黒は今までの気丈さとは裏腹の顔が見えたのはラストだからこその自分の願いと彩に対する感情が印象的でした。
ピリカはちょっとした少年漫画のようなカッコいい決着でした。ここに来て彼女が見せた隠し球は少しではありますが見事な活躍でした。
遊廻は彩と友人になったからこそできた交渉と決着だったと思います。
彩は少年漫画の王道のような熱血少年っぽい感じで最後まで諦めない姿勢が最後まで描かれていました。

今回で最後まで決着がつきましたが、一番の謎でもあるオーバーイメージについては結局最後まで謎のままでした。
その辺りまできっちり解決できていれば一番良かったと思いましたがまあ、彩の物語としてはきっちり書かれていたので良かったです。

まあ、ちゃんと最終巻がでたのでそれが一番でした。
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