求めるサインは・・・「死役所」9巻


介護施設で働きながら自宅では認知症の母親の介護もする介護士。

金銭面で姉の援助を受けることで介護士を辞職し母親の介護にのみ専念しますが介護士だから色々な人の介護を見るよりも母親一人だけ介護であれば難しくないはず・・・そう考えていますが、介護施設では複数人で24時間介護をしていますが、母親の介護は24時間一人で見なければいけません。

母親を施設に入れれば寝不足も解消し生活も今より多少楽になるはずですが、介護士としてのプライドか姉への意地か介護を貫きます。

そして、自らの手で母親を殺し自身も自殺。
ですが殺された母親は他殺課にデータがなく、巻添嘱託死課の「加賀シロ」から嘱託死であることが判明。

頼まれた頼まれないに関わらず、自らの手で母親を殺してしまったことにヒドく後悔する娘。
シロからすれば望んだ死を与えたあげたことを誇るべきと言います。

今後、新たな死役所のメンバーとしてどのようにシ村と関わっていくのか気になる所です。

娘を大切に育ててきたが、乳がんと闘い亡くなってしまった元舞台女優。
一人になってしまう娘を守るために娘の父親である男に手紙を送っています。

孤独に生きてきた母親、父親も同じような境遇だったようで・・・結婚していませんが結婚していないのは本人のキャリアのため。
ですが、娘の存在を知った彼は同時に娘が母親を失い、自分たちと同じ孤独になってしまうかもと感じたのか、迷いもなく隠し子がいることを発表し引き取ります。

母親の思いが繋がった瞬間な気がします。

他にも仕事がうまくいかず、悲観的になってしまい、何をやってもダメだと思い込むようになり死にたいと思い込むようになり、本当に自殺してしまった社会人。

ですが、彼の死んでしまった理由が理解できない「岩シ水」は彼の話を聞いても理解できず平然と心ない言葉を浴びせます。
加賀シロにせよ岩シ水にせよキツめなキャラにも感じますが元々彼らは死刑になった人間。イシ間のように自身のやったことを後悔せずとも悩んでいた・・・なんてことがないのかもしれません。

でも悲しいのは自殺した男の上司。
プライベートでも彼を気遣って、どうすれば良いのか調べて、彼が必要であることをどうすれば伝えられるか必死で考えていました。

とはいえ、深く悩んだ人間を説得するのは難しいでしょうね。
正直、私の周りではそれが出来ている人間を見たことはありません。

最後は引きこもってしまった息子と共に生活をしていた母親。
障害で体が動かないわけでもないのに外どころか部屋からも一切出ない息子。
部屋からも出ないので当然、トイレにも行きません。

最初は説得もしていたみたいですが最終的には身の回りの世話をして社会復帰してくれることを待っているだけ。
そんな引きこもりの母親の言葉を聞いてヒドく興奮するハシ本。

怒っているように見えますが彼の生前、引きこもりだったのでしょうか?
それとも家族との間に問題があったのか・・・まあ、死役所で働いている時点で何も問題がない人間はいませんが・・・・・・。

10巻予告では岩シ水の生前エピソードが描かれるようで・・・気になるところ。

一人成仏したけど、新たな死役所員が登場した9巻でした。
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