ずっと隣にいてくれたなら「おじょじょじょ」完結4巻
最終巻ということで今回、唐突に川柳の過去の一端が知れ渡ってしまいます。
普段はボーッとしている川柳も自身の過去を知られるのは嫌なようで只、みんなで前世が何かを語っていただけなのに前世ではなく過去と言っただけでとんでもない怖い顔になります。
それでもなんとかごまかして、いつもの学校生活を送る地獄巡と川柳。
川柳の過去は本当に突然。
ある日、ニュース番組で取り上げられた過去の紛争地での映像に移りだされた少年・・・幼い頃の川柳が映し出されています。
川柳を知っている人には気づいてしまい、SNSで情報が流れたりと徐々に情報が広まろうとしていきます。
地獄巡父もどうにか止めようと動きますが個人のつぶやき等、流石にどうにもならないところはどうにもなりません。
川柳の過去が分かっても彼に対する気持ちは変わらない地獄巡。
川柳も気持ちは変わらないようですが自身のせいで地獄巡に迷惑をかけてしまうからか突然、学校や地獄巡から姿を消す川柳。
ひっそりと暮らすことを決意した川柳でしたが、彼は地獄巡の行動力を甘く見ています。
地獄巡はどんなことがあろうと川柳と一緒にいたい。
その気持ちはまったく変わっていません。
彼の境遇なんてお構いなしです。
ですが、そんな彼女の行動力があったからこそ、彼も考えを変えるに至ったのかもしれません。
最後はしっかりハッピーエンド、もうラストは勢いで突き進んでいったなぁと感じた完結4巻でした。
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