

ひっさしぶりの新刊です。9巻発売以降半年以上発売されていなかったけどアニメ化に合わせて調整していたのでしょうか?
今回は小冊子が見たくて特装版を購入。先日、こちらも久しぶりに新宿へ行く用事があったためその帰りにアニメイトで購入。発売日からまだ3日だし、アニメイトならまだ、在庫余裕あるだろと思っていたら、単純に私の探し方が悪かったのか1冊しか見当たらなかったので見つけた瞬間ちょっと安堵。まあなかった場合、探し回るのが面倒だったという理由なだけですけど(笑)
特装版の小冊子の感想は後日。
今回の主役はやはり恵理でしょうか。9巻ラストで事故で最近の記憶を失い、小4の頃に戻ってしまった恵理。
ヤフーニュースにも事故のことが取り上げられ、マスコミに恵理の現在の状態を隠すために清華院へ匿うことになります。
そして、公人は中身が小4になってしまった恵理を通してある事実にたどり着きます。
この頃の恵理は公人のことが好きだった・・・。
・・・・・・惜しいです。現在進行形なのに公人の認識は過去形です。
現在は嫌われてパシリとして扱われていると思っている公人。だけどそう思っていても声優とという夢を叶えて頑張っている今の恵理に戻って欲しいと本気で思い、本人にも伝えます。誰かのために尽くしてやりたいというセバスチャン体質は健在です。
でも、今の恵理も公人のことが好きであることは小4に戻った恵理や麗子も気づいているのに・・・・・・そこには辿りつかない公人(笑)
昔を思い出しつつも恵理のサポートをしてあげる公人。それを見ている愛佳達。とはいえ、中身が子供になってしまった恵理にヒドイ事もできず・・・(そもそもお嬢様だからそんな発想もないんだろうけど)s
しかし、そんな恵理から近々、公人が誕生日を迎えることを知った麗子達は清華院を上げて誕生日パーティを企画します。
普段はそんな素振りも見せそうもない、みゆきまでもノリノリです(笑)
公人のいないところで庶民を祝うための大掛かりな進行まで進められていきます。
そして、恐らく今回の誕生日パーティで清華院中に知れ渡ったと思えたのが
麗子の歌です。練習で今回、使われた表現が
炎の七日間(笑)正直、本番でどうなるの?と気になったシーンです。まあ、当然の結果という感じで終わります(笑)
今回、麗子は黒歴史と思われることがもう一つ・・・恵理と対等に接するために自分たちも初等部の頃に戻ってみようと企画し、当時の写真を公人を除く庶民部メンバーで見て懐かしみます。そこで、愛佳だけが麗子が集めてアルバムにしていてしかも、当人である愛佳よりも詳しく写真の内容を憶えていてみんなに引かれたり、さらに初等部の制服を来て初等部に向かい童心に還ろうと企画します。お嬢様同行以前に時折、暴走しています麗子さん(笑)
ホント、公人と愛佳に対してだけちょっと危ないです。
恵理の記憶喪失を通して公人が初恋の相手を暴露!
とはいえ、初恋は初恋。現在はまだよくわからない様子。恵理にも当然の如くチャンスがあるわけです。
何気に情報収集をしているようにも思える恵理。
実は今回の恵理の記憶喪失は演技だったのではと思えてしまいます。恵理の記憶喪失に振り回され、公人の誕生日に盛大に盛り上がった10巻でした。
次回予告では清華院の文化祭。お嬢様学校でどんな文化祭が待っているのでしょうか?